もしかすると、Webライターという仕事にネガティブなイメージを持っている人もいるかもしれません。
『Webライターはオワコンだ』
『Webライターは稼げない』
などと聞いたことがあるかもしれませんが、これは事実ではありません。
ただし、全ての人が稼げているわけでもないのもまた事実。
そこで、この記事では以下の点を解説していきます!
- Webライターなぜオワコンと言われるのか
- Webライターの仕事がなくなるわけがない理由
- 稼げるWebライターに必要なスキル
まずはなぜオワコンと言われるのか、その理由を確認していきましょう!
Webライターがオワコンと言われる理由|AIに取って代わられる?
Webライターがオワコンと言われるのは、「Webライターは稼げない!」「今は動画でしょ!」などといったことが理由です。
これらは事実ではありますが、だからと言って「Webライターが稼げない」理由にはならないんですね。
文字単価が安い・搾取される
まずはWebライターの文字単価が安く、いくら書いても稼げないという問題です。
確かにクラウドソーシング上には「0.3円~0.5円」程度の案件も多く、1ヶ月の収入が1万円にも満たないという人も少なくありません。
どう考えても労力に見合わないということで、搾取されていると感じる人もいるようです。
確かにWebライターを搾取するような悪徳クライアントがいることも事実ですが、実力が伴っていない最初の頃に単価が低いのは、ある意味仕方ない部分もあります。
そこを努力して乗り切れた人は稼げるようになりますし、努力をしなかったり正しいやり方を知らなかったりした人が「稼げない」と言っているのではないでしょうか。
Webライターの数が多すぎる・ライティング業界は飽和している
Webライターは非常に参入障壁が低く誰でもなれるので、ライバルが多すぎるという問題です。
案件に募集してもほとんど採用されることがない、仕事がないという悩みを抱えている人も多いことでしょう。
確かにクラウドソーシングなどを活用すれば、今すぐにでもライティングの仕事が可能なので、ライバルは一見多いように思えます。
しかし、簡単に稼げると思って何の準備もなしに挑んでくる初心者が多いため、スキルを上げてそこから少し抜きん出れば、必ず仕事があります。
あとは行動力です。1~2件応募して、すぐに諦めてしまうようでは仕事は獲得できません。
そしてWebライターの人数は多くても、スキルがあるライターは多いとは言えないため、努力したら稼げる可能性は充分にあります。
AIに仕事を奪われる
確かにAIにより記事代行サービスというのが存在しますが、まだまだ技術は劣っており、人が書いた文章にはかないません。
AIが書いた文章はすぐにわかります。意味は通じるので、説明書などであれば問題ないかもしれませんが、心を動かされることはないでしょう。
Webライターに求められる文章の大きな目的は『人の心を動かすこと』なので、AIにとっては不利な分野なのです。
また、結局はAIが書いた文書をチェックする必要もあります。
動画コンテンツが支流になっている
今後はYoutubeやTikTokなど動画コンテンツの時代なので、文章は不要だとする意見がありますが、文章がなくなることはありません。
たとえ動画コンテンツであっても、シナリオなど文章の力は必要です。
つまりどんなコンテンツにおいても、『言葉=文章』がなくなることはないのです。
以上から、Webライターはオワコンではないとおわかりいただけたかと思います。
むしろオワコンどころか、今後どんどん需要は増えていくでしょう。
AI時代でもWebライターに将来性がある理由
インターネットが基盤になっている今の社会では、文章はどんなビジネスにも必須の基盤とも言えるものなので、今後の需要はますます高まると考えられます。
先ほども説明したように、Webライターに求められる「心を動かす文章」はAIには不得意な分野でもあるからです。
インターネット広告は増え続けている
今や広告の主戦場はインターネットと言っても過言ではなく、Webライティングの力はますます必要とされています。
今や広告予算費の30%ほどがインターネットだそうです。
テレビなど莫大な予算が必要な広告媒体を考えると、広告費用に占める割合が30%というのはかなり大きな割合なのではないでしょうか。
【引用:2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析|株式会社電通】
ホームページがないというだけで企業の信頼性は低くなりますし、SNSや動画などの運用は、集客には欠かせません。
ただし仕事を獲得するには、市場に求められるライターにならなければなりません。
スキルの高いWebライターは需要がある
Webライターの数が多くて競争率が高いと言っても、質が高いライターが多いとは限りません。
Webライターはクラウドソーシングに登録さえすれば誰でもなれてしまうという障壁の低さのため、その質は千差万別です。
発注側のクライアントにしてみれば、同じ金額を払うなら優秀なライターに依頼したいと思うのは当然ですよね。
クライアントとの信頼関係ができれば、単価の交渉などもしやすくなりますよ。
要はWebライターがオワコンなのではなく、今や量より質の時代なので、スキルのないライターは淘汰されるということではないでしょうか。
ではどうしたら、求められるWebライターになれるか考えてみましょう。
オワコンWebライターにならないために必要なスキルとは
Webライターの仕事で継続的に稼ぐためには、スキルがあることが絶対条件です。
ただし「スキル=文章力の高さ」だけではありません。
文章力は確かに必要ですが、それだけでは稼げるWebライターになるのは難しいと思われます。
まずは稼げないだろうなぁと思うWebライターの特徴を確認しておきましょう。
稼げないWebライターの特徴
稼げないライターに共通しているのは、圧倒的に行動が少ないということです。
まずはこれが第一関門といってもいいくらい。特に数ヶ月経っても、1ヶ月1万円も稼げないのは圧倒的に行動力不足と言えます。
そのほか考えられる特徴をまとめてみました。
- 行動力が少ない
- マニュアルを守らない
- 納期を守らない
- ほう・れん・そうがない
- 添削やアドバイスに耳を傾けない
文章力などというのは、少し勉強したり数をこなしたりするうちに上達します。
しかし、行動力というのは自分で意識しなければ変わりません。
「なんで稼げないんだろう?」と思う前に、自分はどれだけ行動したか具体的に記録を付けてみましょう。
そのほか、マニュアルや納期を守らない、「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」がないなどといった、社会人としてのマナーを守れない人も当然稼げません。
副業だからと甘く考えている人は論外です。
また、以外と多い気がするのは「添削やアドバイスに耳を傾けない」タイプでしょうか。
添削ほど上達の近道はないので、ぜひうまく活用してくださいね!
最後に、稼げるライターに必要な条件を簡単に上げておきます。
稼ぐWebライターになるためにはどうしたらいいのか
稼いでいるWebライターは文章力が高いのはもちろん、それ以外にも以下のような特徴があります。
- わかりやすい文章が書ける
- SEOの知識がある
- マーケティングの知識がある
文章力があっても、理解するのが難しい論文のような文章はWebライティングの世界では歓迎されません。
「誰に・何を」伝えるための文章なのかを理解し、読者にわかりやすく伝えるのは必須の能力です。
自分の好きなように執筆できる「コラム」ではないということですね。
また、SEOの知識も必須でしょう。
上位検索された実績があるなら、積極的にアピールしていきたいですね。
最後に、「マーケティングの知識」ですが、これは何?と思う方もいるかもしれません。
先ほど、読者に伝える文章を書くには「誰に・何を」伝えるのかが大切だと伝えました。
マーケティングとは、『サービスや品物をそれを必要としている人に届けるための方法』をあらゆる角度から体系化したものです。
つまり、マーケティングの知識があるライターの方が、より求められる文章を書けるようになります。
これらの知識は、本やブログ、youtubeなどでも学べるので、ぜひ身につけてみてはいかがでしょうか。
数多くいるWebライターの中でも、一歩抜きんでた存在になれるかもしれませんよ!
ちなみに私が学んだマーケティングの無料動画もご紹介しておくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に
Webライターは始めるのは簡単ですが、初心者が最初からすごく稼げる仕事ではありません。
しかしきちんと取り組めば必ず稼げるようになり、将来的にもなくなるとは思えない仕事の1つです。
ましてやコロナ禍を経験した今、在宅での仕事は今後ますます重要になっていくことでしょう。