私は今の働き方がとても気に入っているため、基本的に私は働くママさんやパパさんには、在宅ワークをおすすめしています。
ただし、在宅ワークと子育ての相性が良いといっても、悩ましい問題が一つ……。
私も実際正社員を辞めるときに、子供の保育園を継続できるかとても心配でしたし、学童に入れるかも悩みました。
そこで今回は、在宅ワークと保育園・学童問題を私の経験とともにお話していきます!
在宅ワークは立派な仕事
まず大前提として、在宅ワークは立派な仕事です。
こんな意見を聞いたことはありませんか?
「家にいるのに子供を預けるなんて信じられない」
「家にいるんだから仕事しながら面倒見れるでしょ。」
私が思うに、これ、実際に在宅ワークしたことない人の意見です。
いくら在宅とは言え、仕事には責任がありますし、納期もあります。
お金をいただいている以上、当然です。
子供が家にいて仕事をするといる状態を会社に置き換えると、
常に業務に関係ない話しをしてくる隣人の相手をしながら、彼(彼女)が起こすトラブルを優先的に解決しなくちゃならない状態
ですよ。
これ、効率的に仕事できます?できないですよね?
トラブルの頻度は年齢によるので、小学生以上ならある程度は可能かもしれません。(って言ってもある程度は、ですよ。ホント。)
が、未就学児は難易度大です。どうしてもと言うなら、睡眠時間を削る覚悟で挑みましょう。
しかしコロナ禍の影響で在宅勤務を経験した人が増えたため、在宅ワークしながら子供の面倒を見るのがいかに大変か、多少理解が進んだように思います。
ですので、在宅ワークでも堂々と保育園や学童を利用しましょう!
どうしたら利用できるのか、詳しく解説していきますね。
在宅ワークで保育園や学童を利用するには開業届が必須
在宅ワークで保育園や学童を利用したいなら、「開業届」は必須です。
在宅ワークは、どうしても会社員と比べて不利であることは否めません。
なぜなら、在宅ワークというと内職などのちょっとした仕事から、本格的な在宅勤務までとても幅が広く、就業の実態がよくわからないからです。
つまり、その『就業の実態』を証明するためにも、開業届を出しておきましょう。
開業届とは税務署に提出する書類で、正確には「個人事業の開業・廃業等届出書」といい、フリーランスや個人事業主が「事業を始めた」と公に宣言する書類です。
開業届は内職などとは違い、本格的に事業を行っていると証明できる書類にもなるため、必ず出しておきましょうね。
そのほか、申込に必要な書類などを説明していきます。
保育園や学童を利用するのに必要な書類とは
保育園や学童の申し込みに必要な書類は自治体によって異なりますが、下記の書類が必要とされることが多いです。
- 就労証明書
- 開業届の控え
- 確定申告書の控え
このほかに、保険証の写しや実際に仕事をしていることが証明できるような書類(契約書など)が求められることがあるようです。
必要書類は自治体によって異なるので、必ずお住まいの自治体のHPなどで確認してみてくださいね。
次に、実際に正社員から在宅ワークになったときの保育園の手続きについて、お話していきます。
正社員から在宅ワークへ切り替えたときの保育園の手続きについて
私が正社員から在宅ワークになったときは、地域の保健センターで手続きをしただけで済みました。
その際に必要だったのは、先ほどご紹介した「就労証明書」と「開業届」のみです。
就労証明書は自分で記載したもので、特に証明を求められることはありませんでした。
あまりにもあっさりとしていて拍子抜けした程ですが、これも地域によって違いがあるようです。
勤務の実態を尋ねられることもあるようなので、仕事をしている証拠のようなものがあるとより安心かもしれません。
このように、就業の条件が変更した場合は、必ず届け出をしましょうね。
そして心配なのは、在宅ワークになると保育園を退園になるのでは?ということだと思います。
在宅ワークだと保育園を退園になる?
結論から言うと、少なくとも私の地域では正社員から在宅ワークに切り替わったからといって、既に在籍している保育園を退園させられることはありません。
ただしこのポイントは、
「すでに在籍している場合は、おそらく大丈夫」
ということです。
ただし現在保育園に在籍しておらず、フリーランスで新たに保育園に入るのは厳しいと言えます。
フリーランスは夫婦ともに正社員の場合よりも、優先順位が下がることが往々にしてあるからです。
そのため現在会社員で育休中という場合は、保育園入園とフリーランスになるタイミングは慎重に考えてくださいね。
そして我が家の場合、保育園は継続でしたが、新一年生の長女の場合、新たに学童クラブに申し込みをする必要がありました。
その学童クラブの事情もお話していきます!
学童クラブの申込方法や料金・実際入れてみた感想
学童クラブとは、小学校の後に子供を預かってもらえる場所です。ワーママ&パパにとっては非常に重要ですね。
自治体運営の公立学童だけでなく、民間運営の学童もあり、クラブによっては英語や水泳などの習い事も一緒にできます。
我が家は公立の学童に通わせているので、その際の申込方法や料金などについてお話していきますね。
学童クラブに入るにはどうしたらいいの?料金はどれくらい?
学童クラブへの申込に必要だった書類も、保育園と同じく就労証明書と開業届でした。
ただし、保育園のときよりも事細かに就業状態をヒアリングされました。
学童の先生は「多分大丈夫だと思います……。」みたいな反応だったので、入れるのか心配でしたが大丈夫でした。
念のため、就業事情が把握できる書類などは用意しておくようにしましょうね。
ちなみに、申し込みは直接学童クラブで行われるため、事前に必要書類を受け取り、面接(面談)は学童クラブの先生です。
<学童の申込について>
- 場所:学童クラブ(事前に書類の受け取り)
- 時期:入所予定の年の1月下旬ころ
- 必要書類:就労証明書、開業届など
- 料金:無料 ※ただし延長利用の場合は、2,000円/月
私が住んでいる地域の自治体では、公的な学童クラブの料金はなんと無料です!!(素晴らしい!!)
18時~19時の延長を利用する場合のみ、料金がかかります。
ただしこれも地域によって差があるようで、軽く調べてみるとだいたい2,000円~6,000円くらいかかることが多いようです。
申し込み方法なども異なる可能性があるので、必ず確認してみてくださいね!
公立・民間のどちらに預けるか、はたまた預けずに頑張るのか、さまざまな考え方があると思いますが、ぜひ参考にしてみてください。