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世の中にはいろいろな就業形態がありますよね。
正社員、契約社員、派遣社員、在宅ワーク・フリーランス、アルバイトなどなど。
実は私は、上記の働き方を全て経験しています。
そこで今回は、それぞれの就業形態のメリットやデメリットなどを、お話していきたいと思います。
※完全に子持ち女性目線、および独断と偏見です!!
既婚女性は選択を迫られる【専業主婦or兼業主婦】
まずは女性の働き方について考えてみましょう。
女性は正直、男性よりも様々な選択を迫られます。
結婚や出産など、人生のターニングポイントで働き方が変わる女性は多いです。
私も実際、夫と結婚して転勤先に付いていくために正社員の仕事を一度辞めました。
最近では結婚したからと言って退職する女性は減っているかもしれません。
しかし、出産となると依然として退職せざるを得なかったという話もよく聞きます。
自分の意思だけでなく、様々な要因により就業形態を変化せざるを得ないことが結構な割合で起こります。
逆に夫が妻の転勤に付いていくという話は、あまり聞いたことがありません。
女性の活躍を推進していると言っても、実情はまだまだ女性が男性に合わせて働くことが多いのではないでしょうか。
結果、様々な就業形態を経験する機会が多いです。
兼業主婦なのか、専業主婦なのか
一方、仕事をするかどうか、自分で選べることもあります。
一定以上の年収がある旦那さんがいれば、自ら望んで(もしくは夫の希望で)専業主婦になる女性もいます。
専業主婦を甘えているなどと批判する人がいますが、これは全く的外れだと思います。
(一部にはそういう人もいるのかもしれませんが…。)
各家庭の事情は違いますし、夫婦で納得しているなら問題ないでしょう。
賃金が発生しないだけで、家事や育児だって労働ですからね。
ただ、専業主婦という選択肢もある以上、そこに悩みも生じることは事実です。
選択肢はない方が悩まずに済むのです。
女性はなまじ選択肢が多いので、働き方(専業主婦含む)に悩む人が多いのではないでしょうか。
正社員の方がいいとか、在宅ワークがいいとか、優劣を決めることはできません。
自分はどの道を選びたいかが重要です。
そこで、私が感じたそれぞれの就業形態のメリットやデメリットをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
子育てに優しい仕事の仕方とは?正社員や在宅ワークなどのメリット・デメリット
私は正社員を辞めて夫の転勤に付いていき、そこで契約社員や派遣社員を経験しました。
そして今は、フリーランスの在宅ワークをしています。
実際にやってみたからわかるメリットやデメリットを、完全子持ち女性目線でお伝えしていきます!
正社員
何といっても、安定感ですね。
正社員だっていつどうなるかわからないと言っても、他の就業形態と比べると、圧倒的に守られている感があります。
産休や育休も比較的取れることが多く、保育園に入れる際も優位です。
これから子供を産む予定(希望も含め)の女性は、正社員を辞めない方がいいと思います。
とりあえず子供を保育園に入れてから、その先どうするか考えても遅くはありません。
メリット
- なんだかんだいって安定感がある
- 産休・育休が取りやすい
- 保育園に入りやすい
- 世帯収入は一番多くなる
デメリット
- 周りへの申し訳なさが辛い(時短勤務、子供の急なお迎え時など)
- マミートラックにハマり、出世はできない
- 希望の仕事ができるとは限らない
- 通常通りのノルマをこなしても、時短だと給料が下がる
- 忙しすぎて死にそうになることがある
- 子供との時間が取りにくい
もちろんデメリットもありますが、1つ1つのメリットは大きいです。
くどいようですが、子供を産む可能性があるなら、まずは産んで保育園に入れるまでは正社員を辞めない方がいいと思います。
ただし、正社員ならではの不自由さも当然あります。
特に子供を持つ女性は、会社によって本当に不自由な思いをすることがあるでしょう。
契約社員
企業との直接契約ですが、正社員と違い雇用期間が決まっているのが契約社員ですね。
良心的な会社だと、契約社員でも産休や育休が取れることもあるようですが、正社員と比べると、安定感は少なくなります。
とはいえ、パートやアルバイトよりは良いお給料をもらえます。
雇用期間が限定されていますが、契約更新ができることも多いです。
また、転勤族の妻などには、期間が決まっている方が気兼ねなく働けて良いというメリットもあります。
メリット
- それなりのお給料をもらえる
- 定時や時短でも帰りやすい
- 仕事に必要以上の責任を追わなくていい
- 雇用期間が決まっているので、辞めやすい
デメリット
- 妊娠や出産を機に契約を切られることがある
- 安定感は正社員よりも格段に少ない
- 限定した仕事しかできない
- お給料アップや昇進はほぼできない
私も夫の転勤先で契約社員を経験しましたが、長く勤務することはできないとわかっていたので、かえって都合が良かったです。
正社員と比べると、大きな仕事などはできないかもしれませんが、アルバイトなどよりはずっと良いと思います。
会社によっては、産休や育休を取らせてくれるところもあるようです。
ただし、いつまで働けるかはわかりません。
特に収入がなくなると生活が困窮する状況であれば、正社員への転職や在宅ワークの副業など、もしもの備えが必要でしょう。
派遣社員
契約社員と同じく雇用期間が決まっている就業形態ですが、雇用主が派遣会社になります。
メリットやデメリットは契約社員と似ていますが、契約社員よりもさらに契約を切られやすいです(有事の際は)。
また、産休や育休も取れる制度にはなっていますが、実際に取るのは難しいという話も聞いたことがあります…。
正直、派遣会社の担当者の腕や就業先の会社の善意に頼ることになるかと思います。
ただ、何かあった時に派遣会社に相談できたり、就業先との調整をしてもらえるのは助かりますね。
メリット
- 派遣会社に相談できる
- 仕事内容を選べる
- 条件通りに働ける(時短、週4日勤務など)
- それなりのお給料をもらえる
デメリット
- 何かあった際には一番に首を切られる
- 不意の子供の病欠などは言いにくい
- 産休や育休を取りにくい
- いつか仕事は紹介されなくなる
契約社員もそうですが、子持ち女性にとって派遣社員は決してナシの選択肢ではありません。
むしろ、条件を派遣会社に交渉してもらえたり、適度な仕事の負担だったり、良いこともたくさんあります。
ただし、やはり先の保証はありません。
将来的に働きたいなら、他の選択肢を考えておきましょう。
在宅ワーク・フリーランス
最後は、今私がまさにやっている在宅ワーク(フリーランス)ですね。
在宅ワークといのは家で仕事をしていることなので、必ずしもフリーランスとは限りません。
会社に所属をして在宅ワークをしている人もいるでしょう。
しかし今回は、フリーランスの在宅ワークということで進めていきます。
メリット
- 時間の自由が利く・子供との時間が取れる
- 仕事内容・働く相手を選べる
- 自分のしたい仕事ができる
- 成功すれば報酬も大きくなる
デメリット
- 最初は収入が低い、安定しない
- モチベーションの維持が大変
- 自分で全て解決する必要がある
フリーランスのメリットは、まさにその自由度の高さだと思います。
子供がいると、時間を自由に使えるというのは、本当に大きなメリットではないでしょうか。
急な発熱にも、平日の習い事にも、参観日にも躊躇なく対応できます。
ただし、最初のうちは収入が安定しないことや、モチベーションの維持がネックですね。
在宅ワークのメリットとデメリットは、こちらで詳しくお話しています!
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在宅ワークを実際にやってみて思うメリットとデメリット
働き方は生き方に繋がる
それぞれの就業形態によって、メリットやデメリットは当然あります。
全て経験した身から言うと、どれが良いとか悪いと一概に言うことはできません。
女性は様々な働き方を選択しやすい(せざるを得ない)です。
だからこそ、「今の自分はどんな働き方が自分に合っているだろう?」と考えてみてもいいのではないかと思うのです。
同じ就業形態だったとしても、望むものが違えば、満足する人もいれば不満に思う人もいるでしょう。
人によって違うからこそ、あなたはどうしたいのか考えてみてくださいね。