私がWEBライターを始めたときは、事前に何の勉強もしなかったのでとても苦労しました。
なんとなく文章が書ければ良いのだろうと安易に考えていたのですが、それが大間違い…。
うまく書けないし、時間がかかるし、それはもう大変でした。
それでも続けているうちに「この方法がいいのでは?」というやり方が出てきました。
WEBライティングに限らずですが、何事も上達するには「上手くいっている人のマネをする」のが一番です。
これは文章をパクるとかそういうことではなく、やり方をマネするという意味ですよ。
なんとなく自分のやり方の方が上手くいく気がしてやってみるのですが、上手くいかずに挫折……なんていうことは日常に溢れています。
上達する方法が分かっているのであれば、マネをしない理由はありません!
無駄な失敗をしないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちいくんがやってしまった初心者の頃の失敗
私がやっていた、最大の失敗方法は「とにかく書き始める」です。
これはもうね。
タイトルやだいたいの構成が決まっていたので、なんとなく書けるような気がして、調べながら書くという方法を取っていました。
早く始めてしまいたい!!という感じですよね。
でもこれは、絶対にうまくいきません。というか、すごく時間がかかります。
書きながら調べるので、きちんと理解できずに書いている状態です。
書いている本人が理解していないものは、わかりやすい文章にはなりません。
結果、同じことを何度も調べ直したりして時間を食い、苦労したわりにわかりにくい文章の出来上がりです。
そんな事態を避けるためにも、必ず「構成を作ってから書く」ようにしましょう。
具体的な手順を説明していきますね!
【書き方の基本】WEBライティングのコツ
WEBライティングの方法は以下の通りです。
- 依頼内容の確認
- 調査する
- 構成を作る
- 文章を肉付けしていく
- 見直して修正する
ライティングは、書く前の準備がとても重要です。
おそらくこれはWEBライティングに限ったことではないでしょう。
実行前の準備に時間をかけよう!ということですね。
依頼内容を確認する
まずは、受けた仕事の内容をきちんと確認しましょう。
初心者だと、依頼された仕事内容がよくわからないこともあるかと思います。
WEBライティングの依頼内容について、大まかに説明します。
- 構成あり
- 構成なし(分野の指定、タイトルのみの場合も)
- キーワードあり(seoライティング)※自分で調べる場合も
<構成ありの場合>
発注者側から、タイトル、各章のタイトル、書く内容などについて細かい指示があれば、基本的に構成に従って書いていけばOKです。
ただし、事前に構成をきちんと頭に入れて、どんな文章を書けばいいのか想像しましょう。
<構成なしの場合>
細かい構成はなく、分野(金融系、美容系など)やターゲット(20代女性、30代男性など)などが提示されます。
タイトルやメインとなるキーワードのみが指定されることもあります。
この場合は、自分で構成を作る必要があります。
場合によっては、構成作りから正式な依頼として発注されることもありますよ。
構成を提出 ⇒ クライアントチェック ⇒ パスしたら執筆開始
のようなイメージです。
<キーワードあり>
いわゆる「SEOライティング」の場合、指定されたキーワードを文章中に組み込むよう要望されることがあります。
この場合、キーワードも事前にチェックしておくと、どんな内容の文章になるのかある程度予測ができます。
どのキーワードをどの部分に入れ込むか、事前に想定しておくと書くのが楽になりますよ。
Web記事の元になる情報を調査する
続いて、記事の元になる情報を調査します。
構成がある場合は構成に従って、内容を調査しましょう。
構成がない場合は、どんな内容がふさわしいか、ライバル記事などをチェックしながらイメージしていきます。
ただし初心者の頃は、パクるつもりがなくても文章や構成が似てしまうということもよく起こるかと思います。
それを避けるためにも、ライバル記事は5記事以上チェックしましょう!
Web記事の構成を作る
どんな文章にするかイメージができたら、いよいよ構成を作ります。
ですが、実はその前にやっておくとがあります。それは、
- ターゲットを想定する
- どんな内容を伝えるか明確にしておく
ということです。要は文章の目的を考えるということですね。
ここを意識していないと、ピントがずれた文章になるので気を付けてくださいね。
ターゲットはクライアントから指定されることが多いですし、もしなければ書く前に質問しておくと良いと思います。
ターゲットと内容が固まったら、以下の作業に移りましょう。
- 仮タイトルを決める
- 各章のタイトルを考える
- 各章に書く内容やキーワードを箇条書きにする
まずは、仮タイトルを決めます。
最終的にタイトルは再考した方が良いと思うのですが、まずはタイトルを決めておきましょう。
続いて、各省のタイトルを決めていきます。
どんな流れの文章になるかを想定して、各章のタイトルを決めると良いでしょう。
タイトルが決まったら、内容を箇条書きにしておきます。
キーワード指定がある場合、落とし込むキーワードも書いておくと良いですよ。
文章を肉付けしていく
構成ができたら、あとは書くだけです。
文章の流れと内容は、タイトル付けや箇条書きをすることで頭に入っているので、書きやすいと思います。
文章の書き方を簡単に説明すると、↓の通りです。
結論 ⇒ 理由や根拠 ⇒ まとめ
この順番で書くと、説得力のある文章になりますよ。
構成を作る段階でも役に立ちます。
ただ実際に文章を書く際に私が一番苦手だったのが、
言葉通り、文章の初めの部分のことです。
この部分は文章を読んでもらうために、とても重要だと言われています。
読者の興味を引くような内容にする必要があり、重要キーワードなども入れ込まなければなりません。
これが本当に苦手でした……。
同じサイトの他の人の文章やライバルサイトなどを見ながら練習して、数をこなして何とかなっていったような感じです。
文章は完璧でなくても構いません。
まずは完成させることを目指して、書きあげてみてください。
見直して修正する
一通り文章を書き終えたら、必ず見直しましょう。
誤字・脱字のチェックにもなりますし、読み返してみるとおかしいと感じる部分も見つけられます。
この時、タイトルも考え直してみてくださいね。
※タイトルが指定されていない場合
まずは文章を書きあげて、見直しして完成させていくイメージです。
構成や文章の精度などもありますが、まずは「書き方の形」をマスターしましょう。
私も最初は「構成なんて面倒」とか思っていましたが、きちんとやるようになってから、執筆にかける時間が大幅に短くなりました。
ぜひやってみてくださいね!