今回は、クラウドワークスを使ったWebライターの仕事の選び方について、詳しくお話していきたいと思います。
なぜクラウドワークスなのかというと、私が使っているからです(笑)。
その他のクラウドサービスでも構いませんが、なるべく仕事の案件が多い大手のサービスを利用した方が良いと思います。
ライティングでオススメのクラウドサービスは、クラウドワークス以外だとランサーズやサグーワークスですね。
それでは早速、ライティングの仕事の始め方をご説明していきます!
まずはクラウドワークスに登録して、どんな案件があるのかチェック!
まずは、クラウドワークスのHPにアクセスし、会員登録を済ませましょう。
最初は思ったより時間がかかるかもしれません。ただし、最初に丁寧に登録しておくと、後が楽なので頑張りましょう。
そして、まずはどんな案件があるのかチェックです。
ページの上の方に「仕事を探す」という個所があるので、そちらをクリックします。
すると仕事の案件ページに飛ぶので、左側にある仕事カテゴリから「ライティング・記事作成」を選びます。
そうすると、ライティングのお仕事が提示されるので、まずはどんな案件があるのかチェックしてみましょう。
仕事の種類は大きく分けて3つです。
タスク
- すぐに作業開始できる
- 単価は安い
- 難易度は低め
- 承認されないと、報酬が支払われない
プロジェクト(固定報酬制、時間単価制)
- 応募(提案)する必要がある
- 単価はピンキリ
- 固定報酬は案件単位で支払い、時間単価は時給制
- 採用されないことも多い
- トライアルなどの、お試しライティングなどがある場合もある
コンペ
- 単価は高め
- 依頼内容を提出し、採用された人だけが報酬を支払われる
- キャッチコピーやネーミングの案件が多い
この中で私がやったことがあるのは、タスクと固定報酬制のプロジェクトです。
中でもほぼ、プロジェクトですね。
自分で稼げる実感を得るためにも、まずはタスクに挑戦するのはアリです。
が、本気で稼ぎたいならプロジェクトに挑戦するべきだと思います。
何故かというと、タスクの単価は安すぎるのです。1時間かかる案件でも、報酬が100円以下とか普通にあります。
いくら数をこなしても、タスクだけだとたいした金額にはなりません。
文章を書くのが実はあまり慣れていない、最初から文字数を書くのはちょっと……という場合なら、練習がてらタスクを利用するのも良いでしょう。
ただしその場合でも、並行してプロジェクトの案件に応募することをオススメします。
では、プロジェクトの仕事はどうやって選ぶのか、ポイントを説明していきます。
プロジェクトの仕事に応募する際の注意点とは
プロジェクトの案件は、かなりピンキリです。
一文字0.1円という激安案件から、4~5円などの高単価案件まで色々とあります。
実績がない、もしくは少ない初心者の場合は、初心者歓迎の案件を選ぶと、色々と安心です。
私が初めて手掛けたお仕事は、確か0.5円だったと思います。
※ただし、指定の文字数を超えても1記事分の報酬は変わらなかったので、実質0.3円くらいでしたね……。
実績がない場合は、最初は報酬が低くても仕方ないと腹をくくる必要があります。
仕事を選ぶときののポイントをまとめてみました。
- 初心者OKの案件か
- 単価は0.3円以上か(0.5円くらいある方が嬉しい)
- 文字数はどれくらいか(長文に自信がなければ1500文字程度。ある程度書けそうなら3000文字くらいでもOK。)
- 記事の内容は何か(どんな人に向けた、どういう内容の記事なのか、またクライアントが起業なのか、個人なのかもわかるとなお安心)
- 記事作成の方法は何か(Word、グーグルドキュメント、WordPress、そのほかCMSツールなど)
- 記事執筆の細かいマニュアルやルール(SEO対策が必要なのか、など)
- 記事執筆以外の作業(画像選定、文字装飾など)はあるのか
- 校正をしてもらえるのか
- 能力に応じて、記事単価のアップが明記されているか
- クライアントの評価が低くないか
- トライアルはあるのか
詳しく説明していきますね!
初心者OKの案件か
レベルが「プロ」などとなっている案件は、応募してもほぼ受かりません。
たとえ受かったとしても、途中で挫折してしまう可能性があります。
何となく文章を書くことができると思っている人でも、ライターとして活動したことがないなら、まずは初心者案件を手掛けてみてください。
問題なくこなせるようであれば、ここにこだわる必要はありません。
私はもともと広告営業で、文章に多少なりとも慣れがあったのですが、いざライターを始めてみたら、あまりの出来なさに愕然としました。
案件を受けたものの、納品ができないというのは、ライターにとって避けるべきことです。
最初から無理な案件を引き受けないようにしましょうね。
単価について
クラウドワークスで募集している初心者案件の単価は、0.1円~0.5円くらいのものが多いです。
0.1円というと、1000文字書いても「100円」という驚きの報酬に……。
しかも、クラウドワークスの場合、ここから手数料が20%程度引かれます。
すると、報酬は80円くらいになってしまいます。いくら何でも、安すぎて辛いです。
最初の練習だとしても、なるべく0.3円以上の案件を選びたいですね。
また、「1円以上を目指しましょう!」というアドバイスもありますが、本当の初心者の場合は、1円以上の案件にエントリーしても、採用される可能性は低いです。
1円以上の案件は、少し慣れたらトライしてみましょう!
文字数について
文字数に関しては、ライターで稼ぐことを目指すなら、3000文字くらいは書きたいところです。
ただ、最初の案件で3000文字を選んだ私は結構大変な目に合ったので、1500文字程度から挑戦した方が、ハードルは低いかもしれませんね。
ただし、自分がどれくらい文字数をかけるかわからない場合もあるかと思います。
その場合、タスクの仕事を利用して、一度どれくらい書けるかチェックしてみるのがおすすめです。
記事の内容
どんな内容の記事を書くのかも必ずチェックしましょう。
あまりにも興味がない分野だと、調べて書くのがすごく苦痛ですし、時間がかかってしまいます。
もし、専門知識(医療系、IT系)があるなら、その知識を活かさない手はありません。
専門知識があれば、最初から高単価も狙えます!
そして、どんなメディアに掲載されるのかも、わかる範囲で調べてみましょう。
個人のアフィリエイトサイトなのか、企業メディアなのかなどです。
メディアのテイストによって、文章のテイストが変わってきます。
※砕けた感じの文章が好まれるのか、ですます調が必須なのか、など。
記事作成の方法、マニュアル・ルールについて
記事作成の方法は、いくつか考えられます。
- グーグルドキュメントというクラウド上の共有ファイル
- Wordファイル
- CMSツールに直接執筆
CMSツールというのは、簡単にHPを作ることができるシステムのことです。
有名なCMSツールには「WordPress(ワードプレス)」というものがありますね。
それ以外に、そのメディア独自のCMSツールがあり、そこに直接執筆していくスタイルも多いです。
初心者歓迎となっている場合は、例えWordPressなどのCMSツールで記事作成だったとしても、マニュアルがありますので、安心してくださいね。
マニュアルをきちんと読めば必ずできますが、最初は少し時間がかかるかもしれません。
どのスタイルでも、クライアントから執筆ルールがありますので、必ずよく確認してから執筆してください。
あまりにもルールから逸脱すると、書き直しになります。
また、指定されたキーワードを文章に織り込むことを指示されることも多いです。
これは、「SEO記事」と呼ばれ、検索エンジンで上位に表示されるための施策です。
このSEO対策を重視している記事(キーワードの数が多い)は、少し苦労するかもしれません。
※慣れないと、すごく時間がかかります……。
マニュアルが全くないのは困るのですが、ルールが細かすぎると執筆するのが大変です。
最初から判断することは難しいかもしれませんが、覚えておいてくださいね。
記事執筆以外の作業
結構重要なのが、記事作成以外の作業はあるのか、です。
よくあるのは、画像の選定や文字装飾ですね。
ただ文章を執筆する場合よりも、時間がかかるので、この点もしっかりチェックしておきましょう。
また、記事のタイトルなどが事前に決まっている場合は、構成から自分で考えなければならないものがあります。
タイトルが事前に決められている方が楽なようにも思えますが、自分で考えた構成ではないので、書きにくいと感じることも。
校正
執筆した記事に校正(添削)があるのかも確認しておきましょう。
自分が書いた文章を直されることに抵抗を覚える人もいるのですが、他の人に見てもらったほうが、絶対に文章力が上がります。
最初のうちは修正が多くて大変かもしれませんが、これがないと上達しにくいのです。
なるべくきちんと校正(添削)してもらえるところが好ましいです。
記事単価のアップ
記事の単価が能力に応じて上がっていくかも、とても重要です。
最初は安くても仕方ありませんが、能力や納品する記事数に応じて報酬が上がる所を選びましょう。
募集要件に収入アップが記載されていることもありますので、必ずチェックしておきましょう。
クライアントの評価
クライアントの評価は要チェックです。
個人的には星評価が4に満たないクライアントは危険なような気がします。
他のライターさんからの評価が、「期限切れのため評価されませんでした」というのが多い場合も、注意してください。
案件内容の良さに惹かれて、私も何度か評価の低めなクライアントさんとお仕事をしたのですが、あまり良い結果にはなりませんでした。
トライアル
そして最後のチェックはトライアルがあるのかどうか、です。
トライアルとは、まずは1記事納品して、お互いが合意できたら、本契約に進むというものです(使用期間的な感じです)。
このシステム自体は問題がないのですが、時折このシステムを悪用するクライアントも存在するので、トライアルの内容をしっかり確かめましょう。
トライアルの注意点に関しては、別の機会にもっと詳しく解説していきます!
さて、クラウドワークスでの仕事の選び方をご説明していきましたが、どうでしたか?
最初は、「こんなにチェック項目があるのか……」と思うかもしれませんね。
何事も慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば自然とこなせるようになることも多いです。
最初の5記事を書くまでは、なかなか辛いかもしれません。
ただ、この「5記事」の壁を超えると少し楽になるので、ぜひトライしてみください!
【WEBライター】こんなトライアルには要注意!!